大国にて次々と選挙が実施されている中、欧州危機の震源地となった迷える国ギリシャでも5月6日に議会選挙が実施されます。
さて、今回のZuluTrade-FXコラムはギリシャ選挙についてです。
現状与党として政治の舵取りを行っているのは全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と新民主主義党(ND)。
先般決定された大規模な金融支援を受ける代わりに緊縮財政を粛々と執り行い、EU滞留希望を旨とする大連立政権です。
しかし緊縮財政を維持する政策にギリシャ国民の反発は根強く、失業者がすでに5人に1人の割合にまで膨れ上がり、また自殺者が増加している情勢にあって、苦戦は必至。
ギリシャ全土に及ぶ騒乱を見ればそれは明らかですよね。
反政府抗議集会、警官隊との衝突、暴動への発展、商業施設への放火などなど、ギリシャの鬱屈した不満が各地で浮き上がる。
今月議会前の広場で拳銃で頭を打ちぬいた老人の遺書「食べ物を求めてゴミを漁る前に命を絶つより他になかった」はギリシャ国民のまさに魂の叫びと言ってもいいのではないか。
よって票は流れる。
先は今回のギリシャ危機を受けて、細かく分離した32の小政党のいずれかに向かうのではないかと目されています。
いずれにしても今回の選挙はギリシャの未来を決する重要な審判です。
ここで道を誤れば沈みかけのギリシャ船は無惨に海のもくずとなって消えてしまうことになるでしょう。
なお、ZuluTradeの本社はギリシャにありますが、どちらかというと国際企業です。いまのところギリシャ財政情勢や選挙結果自体は民間の国際企業のビジネスにはあまり影響しないと思われます。













